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空き家の整理はどうするの? 片付けを自力で行うポイントと業者へ依頼する判断基準

「親が亡くなったので実家の整理をしたい」

 

「相続した実家に住む予定がないので空き家になってしまう」

 

近年、このように空き家の整理に悩む人は増加傾向にあります。

空き家の増加は社会問題としても非常に深刻であり、喫緊の課題として自治体はおろか国による早急な対応が求められています。

しかし、空き家を整理するにしてもどのように進めればいいかわからない人がほとんどだと思います。

そこで今回は、空き家を整理する際の手順や放置するデメリット、費用面について紹介します。

【目次】

1.空き家の整理はなぜ必要?

・特定空き家に指定されるリスク

・新潟市の空き家の現状

2.空き家を自力で片付けできるかの判断基準

・自力で片付けられるケース

・業者へ依頼すべきケース

3.空き家の整理を自分でする場合

【安全に片付けを行う為の手順】

・害虫対策

・ゴミの仕分け

・ゴミの処分

・家の清掃

4.効率的に片付けを進めるコツ

・基本的に捨てることを心がける

・1部屋ずつやる

・実家の場合は家族と事前に相談しておく

5.空き家の整理を業者に依頼する場合

・空き家整理に対応した業者の種類

 

・空き家整理を業者へ依頼したときの費用相場
・見積り依頼から始めるのも良い
6.【まとめ】まずは捨てる前に無料査定がオススメ!

1.空き家の整理はなぜ必要?

 

空き家の整理は単に見栄えを良くするだけでなく、
さまざまなリスクを軽減するうえでも欠かせないプロセスです。
ではそもそも、空き家が抱えるリスクとはどういったものなのか?
代表的なリスクや注意点について解説します。

特定空き家に指定されるリスク

特定空き家に指定された場合、倒壊の危険や不法投棄などの問題があることから、空き家の所有者に対して対応が求められます。

 

特定空き家は、空き家対策特別措置法において判断されるものです。
それでは、具体的にどのような状態の空き家のことを特定空き家と呼ぶのでしょうか。

 

・そのまま放置すれば倒壊等著しく保安上危険となるおそれのある状態
・そのまま放置すれば著しく衛生上有害となるおそれのある状態
・適切な管理が行われていないことにより著しく景観を損なっている状態
・その他周辺の生活環境の保全を図るために放置することが不適切である状態

したがって、適切な管理がなされておらず、衛生上・保安上の問題が発生している空き家は「特定空家」に指定される可能性が高くなると言われています。

もちろんただ指定されるだけでなく、特定空家に指定されると「空家等対策の推進に関する特別措置法」の適用対象となり、
「建物の解体や修繕」「立木竹の伐採」といった助言・指導が実施されることも。

さらに改善が見られない場合、勧告・命令、そして最終的には強制執行が行われるだけでなく、
特定空家が保全のために必要な措置をとることを勧告した場合、
地方税法に則り、該当の敷地は固定資産税などの住宅用地特例の対象から除外される点も大きなデメリットです。

 

住宅用地特例の対象から除外されると、固定資産税はおおよそ更地状態と同等の最大6倍にまで跳ね上がる場合があるため、金銭的ダメージも大きくなってしまうでしょう。

新潟市の空き家の現状

平成30年の調査によると、新潟市の空き家戸数は約48,400戸、空き家率は12.9パーセントとなっています。
前回の平成25年の調査と比較すると、空き家の戸数は約4,400戸の増加、空き家率は0.9ポイント上昇している状況です。

またその内訳を見ると、「賃貸用の住宅」は約5,600戸増加しており、「その他の住宅」は横ばいとなっています。
 
対して、全国の空き家平均率は13.6%という結果となっており、平成25年から0.1ポイ ント上昇し過去最高となっています。

高齢化社会が進む日本において、空き家は今後さらに増え続けると予想されているのが現状です。

 

※住宅・土地統計調査とは・・・総務省が住宅関連施策の基礎資料を得ることを目的に5年ごとに実施する調査で、
調査単位区から抽出した住宅及び住宅以外で人が居住する建物並びに、これらに居住している世帯を対象とした標本調査です。


※賃貸用の住宅…新築・中古を問わず、賃貸のために空き家になっている住宅のこと。

※その他の住宅…上記以外の人が住んでいない住宅(放置されている空き家や建て替えなどのために取り壊すことになっている住宅など)のこと。

空き家整理をする前には、自力で片付けられるかを正しく判断することが大切です。

無理にやろうとすると、3~4日作業しても片付けが終わらない可能性があります。

 

ここでは、自力で片付けられるケースと業者へ依頼すべきケースを紹介します。

自力で片付けられるケース

空き家を自力で片付けられるケースは以下の4パターンです。

  • ・部屋の広さが3DK未満

  • ・特定の部屋のみゴミが散乱している

  • ・家財やゴミが少ない

  • ・水回りが使える


間取りが2DKや2LDKの場合、日数はかかるものの自力で片付けられます。
2部屋+ダイニングキッチン(+リビング)であれば、片付けの目処が付きやすいのです。


ただし、家財やゴミが多いと感じる場合は業者へ依頼した方がスムーズに進みます。

 

また、片付けの最後に行う掃除では水が必要なため、水回りが使えることもポイントです。

業者へ依頼すべきケース

業者へ依頼すべきケースは以下の4パターンです。

  • ・部屋の広さが3DK以上

  • ・家全体がゴミであふれている

  • ・水回りが使えない

  • ・なるべく早く片付けたい

 


そのほか「体力的に厳しい」「やる気が出ない」などの場合は、部屋の広さが3DK未満であっても業者への依頼をおすすめします。

3.空き家の整理を自分でする場合【安全に片付けを行う為の手順】

空家の整理を自分で行う場合は、安全に作業するためにしっかり準備しましょう!

安全に片付けを行う為の手順を4つお伝えしていきます。

 

害虫対策

スプレー式の殺虫剤を使って、害虫対策を行います。

空き家をしばらく放置している、またはゴミ屋敷のような状態になっている場合は、害虫が発生しているかもしれません。

見える場所にいなくても、害虫が出てきたときにすぐ対処できるよう手元に用意しておいてください。

 

できれば空き家整理の前日に煙式の殺虫剤を使っておくと、より片付けに集中しやすくなります。

ゴミの仕分け

ゴミを仕分ける際は「必要なもの」「捨てるもの」「保留」の3種類に分けるのがポイントです。

捨てるかどうかを1つずつ迷っているとかなりの時間がかかってしまうため、以下のような基準を設けて仕分けましょう。

・1年以上使っていないものは捨てる

・「いつか必要になるだろう」と感じるものは捨てる

・生活に欠かせないものは残す


保留にしたものは、仕分け作業の最後によく考えて残すか捨てるかを決めます。

 

また、仕分けたあとは各自治体の指示に従って分別することも大切です。
分別が不十分だとゴミを回収してくれないこともあります。

ゴミの処分

分別が終わったら、事前に決めた方法でゴミを処分します。

台車があると搬出しやすいため、できれば用意しておきましょう。

ゴミの処分のみを業者へ依頼した場合は、業者が来る時間までに仕分けを終えられるよう、スケジュールを立てておいてください。

 

家具や家電、衣類などは他の方へ売却したり、リサイクルショップで買い取ってもらったりするのもおすすめです。

家の清掃

ホコリを掃除機やほうきで除去してから、拭き掃除をして仕上げます。

汚れが強い場所は洗剤を使いましょう。

生ゴミからしみ出た液がある場合も、洗剤を使ってしっかりと落としておいてください。

 

そのまま放置していると害虫が集まる原因になります。
市販の洗剤を使っても汚れが落ちない場合は、ハウスクリーニング業者に依頼するのもよいです。

片付けを効率的に進めるには、3つのコツがあります。
作業スピードを上げるためにも、ぜ
ひおさえておきたいポイントです。

基本的に捨てることを心がける

空き家整理では、生活必需品と貴重品以外は基本的に捨てることを心がけましょう。

多くのものを残していると、それらを置くための場所が必要になります。
心残りがあるものは、写真や動画に残してから捨てるのがおすすめです。

必ず残しておくべきものの例として、以下が挙げられます。

 

・契約書
・権利書
・通帳
・印鑑
・クレジットカード

1部屋ずつやる

1部屋ずつ進めていくと、最初の状態より片付いていることが認識しやすい分、達成感やモチベーションの維持につながります。

反対に、複数の部屋に分かれて作業すると、ゴミの量が減った実感が沸きにくいです。

モチベーションが下がると作業スピードも落ちやすいので、1部屋ずつ確実に片付けていくのが大切です。

 

ものがたくさんある場合は、最初に出入り口への動線を確保しなければいけません。
大人1人が通れるほどのスペースを片付けてから、部屋の片付けを始めましょう。

実家の場合は家族と事前に相談しておく

空き家となる実家を片付ける場合は、家族と事前に相談しておきましょう。

両親が亡くなる前に行う生前整理、亡くなったあとに行う遺品整理のどちらの場合でも必要です。

・何を残すのか

・片付けたあとは実家を売却するのか、誰かが新たに住むのか

・家財は誰に相続するのか
などを話し合っておくことで、作業がスムーズに進みます。


とくに遺品整理では相続争いになる可能性があるため、なるべく兄弟や身近な人に協力してもらうのが望ましいです。

 

十分な時間が取れない場合は業者に依頼しましょう。

空き家整理業者に依頼した場合、主に以下のような面で費用が発生します。

・人件費
・出張料
・処分料
・リサイクル料(冷蔵庫・洗濯機など)
・備品実費(作業に必要な用具や備品)

 

もちろん、何をどこまで依頼するか?により費用は異なりますので、
分かりやすいよう「間取り別の空き家整理費用相場(※基本料金の相場)」を一覧表にまとめました。

空き家整理を業者へ依頼したときの費用相場

空き家整理を業者へ依頼したときの費用相場を
インターネットで検索してみた結果は以下のとおりです。

 

間取り

費用相場

1K・1R

30,000円~80,000円

1DK

50,000円~130,000円

2DK

90,000円~250,000円

3DK

150,000円~400,000円

 

ただし、回収する家財やゴミの量、業者によって費用は大きく変わります。

あくまで目安として捉えておきましょう。

 

見積もりは多くだした方が費用比較がしやすいのは間違いありませんが、

間取りやゴミの量などを実際に見てみないと正確な見積もりが出せないという業者さん側の事情もあり、
1件1件対応せねばならず時間を大きくとられてしまうこともあります。

そのためネット上の口コミで評判の良い業者さんなどに絞って、2~3社に見積もりをお願いするという方が多いようです。

 

また、自治体によっては空き家の補助金制度を行っているところもあります。

条件はあるものの、ゴミの処分費用やリサイクル料金を最大10万円まで負担してくれます。
気になる方は「空き家整理 補助金制度」などと検索してみてください。

 

新潟市空き家活用推進事業

 

https://www.city.niigata.lg.jp/kurashi/jyutaku/jukankyo/yushi_josei/akiyakatsuyo.html

 

 

見積り依頼から始めるのも良い

空き家整理は日頃の片付けより作業量が多いため、自力でする際は入念な準備が必要です。

当日には害虫対策を行いつつ、スケジュールに沿って1部屋ずつ片付けていきます。
生前整理または遺品整理の場合は、家族と話し合うことも忘れないでください。

 

また「部屋の広さが3DK以上」「家財やゴミの量が多い」などの場合は業者へ依頼するのがおすすめです。

6.【まとめ】まずは捨てる前に無料査定がオススメ!

現在の日本は高齢化社会と核家族化が進み、全国的に空き家が増えている状況にあります。


空き家整理に限らず、遺品整理・生前整理・お引越しなど片付けの際に、

もう不要と感じたものは邪魔に感じ、ゴミとして捨ててしまうことも多々あります。


しかも今の時代、処分するのにもお金がかかります。

 

反対に、あなたが不要としているもの・処分しようとしているものが、

別の方にとっては必要(お宝)だったりします。

こんなもの売れないだろう…と思って処分してしまう前に、

まずは無料査定をおすすめします。

 

石田企画なら新潟県全域、無料で査定に伺わせて頂きます!

 

この機会にお困り事がございましたら、ぜひ当社にお問い合わせください。