フィルムカメラを手放す・手放さない問題
昭和の時代に置いては当たり前に使用されていたフィルムカメラですが、デジカメさらにスマホの普及によって現在ではほとんど利用されることが無くなりました。
令和の現在、家にあるレトロな「フィルムカメラをどうするのか?」とお悩みの方からお問い合わせ頂く機会が増えています。
ご自身の持ち物では無いという方も多く、価値があるのかそれとも無いのかという点をお知りになりたいという方が多いようです。
実際フィルムカメラは生産台数がとても多く大まかにいうと希少性によって値段が変わる品物の為、一概にいくらという評価の出来ない品です。
もちろん保管状態や破損の有無などもよっても評価は左右されます。
そのため特にカメラにお詳しい方でなければご自身で価格の評価することがとてもむずかしい部類の品だと思います。
カメラを早く手放した方が良い場合
価値判断が難しい以上、どういった際に手放したら良いのかが大切だと思います。
お手物のカメラを早く手放した方が良い場合というのはどのような場合なのかについてシンプルにまとめてみたいと思います。
適切な保管状態を維持できていない場合
長期保管になればなるほどカメラはホコリや湿気の影響を受けやすくレンズや内部にもカビが広がって行きます。
そのため長期間適切に保管する為にはドライボックス(防湿庫)など専用の保管設備を適切に運用することが必要です。
実際に査定させて頂く現場では、カビやホコリの影響を受けていないフィルムカメラの機体を見ることの方が少ないのが現状であったりします。
逆に言えば適切に保管がなされていレンズやカメラは時間が立つほど劣化してしまいますので、
もしお手元のカメラが価値の高いものであった場合、現在が最も状態が良い状態とも言えます。
更に状況が悪くなる前に手放すことをオススメします。
最新のカメラである場合
レトロなフィルムカメラの話しの中で唐突かもしれませんが、最新型のカメラの場合に売却を考えるのであれば早い方が良いといえます。
理由はとても簡単なのですが、どんどんと最新の機種が販売されていくからです。
より最新の機種が価値としては高いので世代を重ねるごとに徐々に価値が下がってしまうのが道理です。
もし必要がなくなったのであれば手放してしまうのが良いと思います。
カメラを取っておいて方が良い場合
反対にお手物のカメラを取って置いた方が良い場合と言うのはどういった場合なのでしょうか。
これはカメラを現物保管していくのが現物資産となっている場合なのでこれについてもシンプルにまとめてみたいと思います。
※もちろん取っておいた良いと思われる場合についても、保管状態には気をつける必要があることは前提です。
希少性が明らかな場合
カメラに限ったことではありませんが、実用品としての価値がどんどん下がってしまう品物の場合にポイントとなるのは「希少性」のみといっても過言ではありません。
希少性の定義はいくつかありますが、
- そもそも数台しか製造されていないカメラ
- 機能や構造が実験的で他にはみられない特徴があるカメラ
- 現在存在していなメーカーのカメラ
などが当てはまります。
例えばカメラに詳しく無いという方でも「ライカ(Leica)」というメーカーについてはご存知の方も多いと思います。
ドイツの光学機器メーカーであるエルンスト・ライツ社のカメラブランドとしてスタートしたライカ(Leica)は長い歴史を持った名門中の名門ですが、実は企業としての歴史の中で経営がうまくいかなくなり別の会社が株式を取得したことでライカブランドのカメラを生産しなくなってしまったタイミングがありました。その後改めてメーカーとしての「ライカカメラ」がスタートし現在に至るという経緯があります。
※とてもざっくりとした説明ですのでもしご興味のある方は詳細について調べてみるのも面白いと思います。
つまり改めてメーカーとして再出発する前のライカブランドのカメラについてはもう新しく手に入れることが出来ません。
ライカのカメラはそもそもが大量生産を前提としない「高機能な高級カメラ」であるという希少性と「供給量が増えない」という希少性が掛け合わされている状態です。そのような際には目の玉が飛び出るような価値がなったりします。
例えば2022年にドイツで開催されたオークションでは「Leica 0-Series」が日本円換算約20億円で落札されニュースになりました。
ここまで極端な例では無くてもコレクションとして価値のあるカメラは以外と沢山あったりしますので価値性があきらかなのであれば売却をいそぐ必要はないかのかなと思います。
判断に迷う場合には一度査定に出すのがオススメ
現在お手元にあるカメラが一体どのくらいの価値になのか。
カメラの状態を評価するのには知識がいりますし、現在需要が高いのか低いのかにはリセール相場についての知識が必要になったりします。
それをご自身で調べていくのが難しいという場合には専門家に査定をしてもらうのがオススメです。
もしお査定をお考えの際は是非石田企画までお気軽にご連絡下さい。
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